地球における水循環のイメージ
地球上では、水循環が行われています。
海で蒸発した水は雲になり、山に行き、雨になり、川となって海に戻る。
その川を流れる際に、本来は微生物の力で水は綺麗に浄化されます。
しかし、現在は逆に河川が海を汚してしまっている状況にあり、この改善が急務とされています。
活性汚泥層で微生物処理にて有機物を分解している個人宅などに設置される浄化槽も同じ仕組み
約100年前に活性汚泥法が開発されてから現在まで、汚水処理は微生物の分解によって行われています。
人間の技術では、薬品や機械で汚れを集めて移動させることはできても、現実的なコスト感では、根本から分解することはできません。
人間が生み出した合成の界面活性剤や香料などは化学式が複雑で、微生物が分解しにくいです。
また、殺菌力の強い物は微生物の活性を弱める為普段の生活から排水する物を意識することが重要となります。
ウルトラファインバブルは、水中に長く留まり、溶存酸素を向上させる働きがあいます。
現在の池の汚れた水や汚泥が溜まっている状況は、酸化して嫌気状態にあり、酸欠では分解の得意な微生物は活動ができません。酸素を効率良く供給することで、微生物は有機物を分解することができます。
奈良県ダム
大阪府大阪湾岸
泉大津市役所と連携し、漁協・港湾などの許可を取得し、2021年10月22日より水質浄化をスタート。
海域では低酸素状態による富栄養化や汚泥の堆積、生物の死滅などが課題となってきており、低酸素状態の解消による豊な海の再生を目指す。
早速効果が出始め、南出市長がSNSなどでもアップしています。
大阪湾岸 COD
大阪湾岸 全窒素
大阪湾岸 全燐
大阪湾岸 大腸菌群数
「なぶら」が出現
大量の魚影を確認
泉大津市 南出市長メッセージ
泉大津市 南出市長メッセージ2
岡山県 衆楽園池
津山市の衆楽園は汚泥の堆積が進み、睡蓮・菱・浮草・アオコなどで埋めつくされてしまっており、それを解消すべく水質浄化機器を設置。
衆楽園 COD
衆楽園 全窒素
衆楽園 全燐
衆楽園 BOD
広島県大谷川
透視度の向上